JR北海道のきっぷコレクション

 収集したJR北海道のきっぷ一覧。ページは支社ごとに分類してあるので、掲載区間については以下の目次を参照のこと。

目次

きっぷについて

 JR北海道の地紋の文字は「北」。他のJR5社と違い、漢字表記である点が特徴。

マルス・総販

 2017年4月現在営業中の直営・業務委託有人駅のほぼ全駅にマルス端末が設置されている。
 JR北海道の乗車券販売において特筆すべき点としては、総販システムが挙げられる。総販システムとはJR北海道で使われている乗車券販売システムで、東京・国立のマルスのホストコンピュータを介さず乗車券を販売することで、接続コストを低減するものであるとされる。印刷された乗車券を見てこのシステムを意識するのは、券面に表示された四角囲みの「総販」の文字が印字されている点であろう。
 かつてはJR北海道内完結の切符類の多くが総販システムにより発券されていた。しかし2016年頃から、理由は定かではないが積極的利用がなされなくなったようである。ただ、入場券収集の際に総販での発券がなされることがあるため、システムとしては完全に廃止されたものではないと考えられるが、今後の方針については不明である。
 簡易委託駅にはマルス端末が設置されていないため、常備券や補充券での発券となる。

指定席券売機

 当初、札幌駅・新千歳空港駅・旭川駅に、指定席uシート向けの設備として指定席券売機が設置されていた。
 2015年頃からは指定席券売機での入場券発売が開始。さらに北海道新幹線開業にあわせて指定席券売機設置駅の拡充が行われた。その後もクレジットカード専用機含め、有人駅への設置が進んでいる。

券売機

 主要駅ではタッチパネル式、小駅や無人駅では食券型券売機が設置されている。2017年4月現在、販売状況から推察するに、壁面埋め込み型のボタン式券売機のほぼ全てがタッチパネル式、あるいは食券型券売機に更新されたとみられる。主要駅では新型のタッチパネル式券売機への置き換えが進んでいる。
 有人駅設置の券売機のほぼ全てにおいて、エドモンソン券の入場券が発売されている。しかし管理人訪問の限りでは、新千歳空港駅や美唄駅などで窓口(あるいは指定席券売機)のみでの入場券発売となっていた例がある。

硬券

 JR北海道は今でも一部の駅で硬券入場券(一般・観光)を販売しており、みどりの窓口にて購入することができる。
 硬券入場券の発売駅は明確に定められておらず、札幌駅・旭川駅以外の主要駅であっても発売の有無は一定していないことも多い。一部駅についてはJR北海道各支社のWebページで確認できる。
 なお、硬券乗車券は函館本線蘭越駅・石勝線占冠駅を最後に売り切れた様子である。

常備券

 先述の簡易委託駅の多くに常備券の設備がある。
 JR北海道の常備券は大きく2種類に分けられ、JR東日本以外の旅客各社でみられるものと同様の常備軟券と、先述の総販システムを使用し発券された印刷済みタイプ(前出し)の常備総販券である。双方共に駅名式(発駅→着駅)での発売が多数を占めるが、一部にて金額式(発駅→xxx円区間)前出し総販券の発売がみられる。

わがまちご当地入場券

 2017.7.20から、JR北海道は沿線自治体の協力の下、『わがまちご当地入場券』の発売を開始した(詳細:JR北海道 わがまちご当地入場券 - JR北海道公式サイト, 2017.7.28閲覧)。101市町村(奥津軽いまべつ駅のある青森県東津軽郡今別町含む)毎に各1駅を選出し、駅窓口または駅周辺施設にて販売されている。
 ちなみに、管理人としては『恒常的に購入できる乗車券』(=端末券・券売機券・常備券)を収集するという方針であるため、基本的に当サイトでは掲載しない。